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〈参加者募集のお知らせ〉

 

Sense of Wander－小さな風景が広げる世界

 

 

 

レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー／The Sense of Wonder』に散歩の情景がさかんに描かれるのは、自分の身の回りの世界と出会うための、そしてその神秘さや不思議さに驚くための感性（＝センス・オブ・ワンダー）が現れるためには、目的地を定めずぶらぶらと歩くことが相応しいからでしょう。

 

というわけで今回は、散歩をしてみます。散歩のキーワードは、小さな風景です。建物の一部分を切り取り、それを再構成することで模様化した作品を制作する中居真理、波板を工芸に見立てて愛でる伊達伸明。そんな講師たちの「散歩」の仕方を参考に、普段とは違った風に風景を捉えながら、街なかにある小さな風景を探してみましょう。

 

見なれた風景の中であなたが出会う小さな風景は、きっと、あなたの世界をしっかりと広げてくれるでしょう。

 

 

 

講師：中居真理、伊達伸明

 

日時：3月2日（土）13：00～16：00
会場：京都市南青少年活動センター2F　中会議室
※12時45分に近鉄京都線 東寺駅に集合し、そこから会場へ移動します（会場の場所が分かる人は直接行っても構いません）。
定員：15名
参加料：無料
持ち物：カメラ付き携帯電話、もしくはデジカメ

 

講師プロフィール：
中居真理（なかいまり）
京都精華大学芸術学部デザイン学科卒業後、写真をもちいた作品を制作。2009年より建物の「すみっこ」を平面的に撮影するワークショップ「ぺったんこにみる」を開催している。
http://www.nakaimari.info/

 

伊達伸明（だてのぶあき）
美術家。取り壊される建物の生活痕の残る材料をもとにウクレレを制作し、元の住人に手渡していくプロジェクト「建築物ウクレレ化保存計画」を主宰するほか、建築資材として使われている波板を愛でるナミーターとしての活動も行っている。

 

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